「そろそろ、サンタさんに頼むものは決まったかい?」 お父さんが聞いてくる。 「まだ。」 僕は答えた。 僕は欲しいものがなくて困っている。 ゲーム? 今、ハマっているのを攻略するまで、新しいのはいらないし。 ミニカー? もうたくさん持っている。 図鑑…
私のママは、時々、海のゴミ拾いのボランティアに行きます。 私も小学生になったので、明日、一緒に行くことになりました。 夜、寝る前、ママに聞きました。 「どうして海のゴミを拾うの?」 すると、ママがお話をはじめました。 *************…
晴れてる日は 一緒に散歩して 曇りの日は 一緒にブロックで遊んで 雨の日は お気に入りの傘もささずに雨に濡れ 雪の日は 手袋がびちゃびちゃになるまで遊んで 暑い日は かき氷にシロップを好きな色を好きなだけ 寒い日は 膝に座って絵本を読んで あなたが生…
「お泊り保育、行きたくない。」 って、わたしが言ったら、 「新しいパジャマを買いに行こう」 って、ママが言った。 ずっと欲しかった光るパジャマ。 夜になると、ネコちゃんが光るパジャマ。 「これなら、夜もぐっすり眠れるよ。」 って、ママが言った。 …
1歳半を過ぎたら、いろいろできることが増えた。 指さして教えてくれたり、歌に合わせて手をたたいたり。 そして、ポイ活もするように・・・ きっかけは、小学生のお姉ちゃんがテーブルにあったティッシュを ゴミ箱にポイッと捨てるように頼んだことだった…
昔々、鬼怒川の近くでは人間と鬼が仲良く暮らしていました。 その中に鬼怒太という鬼の男の子がいました。 ある日、鬼怒太が鬼怒川で遊んでいると、人間の女の子がやってきました。 時々、一緒に遊ぶ女の子です。 女の子は、親に叱られて、泣いていました。 …
ママがこたつに座ると、娘は嬉しそうにママの膝の上に座りました。 「お話しして。」 「どんな話がいいの?」 「なんでもいい。」 ママは外の雪を見てひらめき、話し始めました。 ママとパパが結婚した頃の話だよ。 ママは赤ちゃんが欲しいなあって思って、 …
コトドリは、春が来るのを待っていました。 春は、友達が冬眠から目覚める季節だからです。 待ち切れないコトドリは、友達ために何かしようと考えました。 そうだ!春をいっぱい詰め込んだ音をプレゼントしよう。 雪解け水が流れる音。 筍がグングンのびる音…
おじいさんは、町のゴミを拾うのが日課です。 毎日、ゴミを拾いながら、少しでもこの町がきれいになれば良いと願っていました。 息が白くなる季節も、おじいさんはゴミを拾いました。 毎日ゴミを拾いながら歩いていると、 泣いている子に出会うのです。 お母…
「ママー、いちごのヘアゴム知らない?」 娘の部屋から大きな声が聞こえた。 覗いてみると、床一面におもちゃが散らかっている。 「ママ、いちごのヘアゴムが一個しかないの。」 「そうなんだ。」 そう言いながら、おもちゃを片付けていく。 「お食事中のお…
いつもブログを読んでくださって、ありがとうございます。 「金色の季節に」の本ができました。 素敵な絵を書いてくださったA-saさん、本当にありがとうございます。 出産お祝いのプレゼント用に作りました。 大切な人への贈り物になれば嬉しいです。 詳しく…
あっくんは、いつも先生に怒られている。 「ちゃんと、座ってください。」 「椅子に立たない。」 授業中、何回も怒られている。 そんなあっくんと席が隣になった。 「どうして、いつもふざけるの?」 あっくんに聞いてみた。 「だって、先生はいつも怒ってい…
おじいちゃんの好きなお酒、 おじいちゃんの好きなせんべい、 おじいちゃんの好きなゴルフのボール・・・。 おばあちゃんは、せっせと仏壇に供えていく。 「なにをしているの?」 「おじいちゃんがきたときに、喜ぶでしょ?」 私は、慌ててキッチンにいるお…
桜がキレイだね。 来年は、一緒に見れるかな? お腹を擦った。 かき氷、美味しいね。 何歳になったら、一緒に食べられるかな? お腹の子に話しかけた。 病院からの帰り道。 緑の田んぼから白い鳥が飛び立った。 早く逢いたいな。 金木犀が甘く香る頃、 たく…
毎日、掃除を頑張っているぞうきん。 「自分が何かをキレイにできるって、素晴らしいことだ。」 掃除することに、生きがいを感じていました。 「今日も、部屋をピカピカにしたぞ。」 ぞうきんは嬉しそうにバケツに掛かって休んでいました。 ふと見ると、キレ…
いつもブログを読んでくださって、ありがとうございます。 この度、「水の滴る元気な子」を「びちゃびちゃ」というタイトルに変更し、 本を作りました。 素敵な絵を書いてくださったmoriaoさん、本当にありがとうございます。 出産お祝いのプレゼント用に作…
朝、窓を開け、空を見上げた。 雲一つない青い空。 風もない。 今日が晴れで良かった。 今日から、こどもが一人暮らしを始める。 生まれた時、あまりに小さくて、落としてしまいそうで怖かった。 お風呂に入っていたら、眠ってしまって、出るに出られなくな…
緑の山の奥深く、魔女のショコラが住んでいました。 ショコラは魔女になったばかり。 まだまだ上手に魔法が使えません。 毎日、魔法のトレーニングをしています。 緑の山の東側、クロンヌ王子が住んでいました。 クロンヌ王子はケーキが大好きです。 願いは…
君がすやすや眠っているから、 ママも一緒に眠っちゃう。 君と一緒にお散歩してたら、 知らない人が「かわいいね」と笑った。 君が大泣きしていたら、 保育士さんが「大丈夫、子どもはみんな泣くのよ。」と教えてくれた。 君と一緒にいると、 みんなの優しさ…
「ママ、かくれんぼしよう。 10 かぞえたら、きてね。」 「わかったよ。」 ママは、こどもが隠れている間に家事を済ませちゃおうと考えた。 洗濯物を取り込みながら、「もういいかい?」と聞く。 小さな声で「もういいよ。」と聞こえた。 部屋を片付けなが…
いつもブログを読んでくださって、ありがとうございます。 童話を作ったきっかけや童話に込めた思いを書きたいと思います。 今回は、【泣いた時の正しい対処方法】です。 「こどもの心はきれいだな」と思います。 自分が泣いていても、他の子が泣いていたら…
君は、毎日よく泣く。 「お腹が空いた」と泣いて、 「これじゃない」と泣いて、 「できない」と泣く。 今日は、仕事もうまくいかなくて、 それなのに、君は今日も泣いて、 泣きたいのは、私の方なのに・・・。 今日は、なんで泣いているの? 「服に手が引っ…
いつもブログを読んでくださって、ありがとうございます。 童話を作ったきっかけや童話に込めた思いを書きたいと思います。 今回は、【眠れない】です。 こどもが「眠れない」と夜中に起きることがあります。 そう言いながらも、静かにしていると、 こどもは…
はっ! 目が覚めた。 朝? ううん。真っ暗だから、まだ夜だ。 こんな夜に起きているなんて。 ママが知ったら、「寝なさい」って言われちゃう。 うん。寝よう。 はっ! 眠れない。 もう一度目をとじる。 はっ! 眠れない。 どうしよう。 さっきからパパがうる…
童話を作ったきっかけや童話に込めた思いを書きたいと思います。 今回は、【ちからこぶ みて!】です。 いつもブログを読んでくださって、ありがとうございます。 こどもから「ちからこぶを見て!」と言われる時期があります。 こどもは小さなちからこぶを「…
ぼくのちからこぶ、みて! 「おお、せんべいみたいに かたいな。」 おじいちゃんが わらっていった。 ぼくのちからこぶ、みて! 「すごい、おやまみたいに おおきいね。」 ありさんが おどろいていった。 ぼくのちからこぶ、みて! 「わお、すいかみたいに …
童話を作ったきっかけや童話に込めた思いを書きたいと思います。 今回は、【かぐや姫の真実】です。 いつもブログを読んでくださって、ありがとうございます。 昔話の真実シリーズの第4弾です。 学生の頃、「竹取物語」の最初の部分を暗唱しました。 そのせ…
5歳になったかぐや姫。 毎晩、星に願い事をしています。 「早く大人になれますように」 それを聞いていたかぐや姫のお兄さん。 「地球という星にある竹は、ものすごい速さで成長するらしいよ。」 物知りのお兄さんは何でも知っています。 「でも、私は竹に…
童話を作ったきっかけや童話に込めた思いを書きたいと思います。 今回は、【面倒くさいは、どんな匂い?】です。 こどもが「面倒くさい」と言うようになりました。 少し前までは、喜んでお手伝いをしてくれていたのですが。。。 今は、自分自身のことも「面…
「えー、面倒くさい。」 私が言うと、クリームがやってきて、 私の口をペロペロなめた。 「ちょっと、クーちゃん、やめて!」 私はひっくり返って、足をバタバタした。 クリームは、私のかわいいワンちゃん。 最近、ペロペロするようになって、困ってる。 「…