創作童話【サンタクロース】
「そろそろ、サンタさんに頼むものは決まったかい?」 お父さんが聞いてくる。 「まだ。」 僕は答えた。 僕は欲しいものがなくて困っている。 ゲーム? 今、ハマっているのを攻略するまで、新しいのはいらないし。 ミニカー? もうたくさん持っている。 図鑑…
おじいさんは、町のゴミを拾うのが日課です。 毎日、ゴミを拾いながら、少しでもこの町がきれいになれば良いと願っていました。 息が白くなる季節も、おじいさんはゴミを拾いました。 毎日ゴミを拾いながら歩いていると、 泣いている子に出会うのです。 お母…
サンタクロースを知っていますか?これは、サンタクロースを忘れてしまった人々のお話です。 ************ 今年も、クリスマスが近づいてきました。 子供たちは、みんな心を躍らせ、クリスマスが来るのを楽しみにしています。 どの子も、おもち…
クマチに顔をうずめて泣いた。 「わー、わー」泣いた。 どれくらい泣いたか分からない。 「大丈夫?」 クマチの声がして、私は、ゆっくりと顔をあげた。 そこはブラックサンタの家ではなかった。 整理整頓されたキレイな部屋だった。 私は暖炉の前に座って、…
私は、震える膝にギュッと力を入れた。 目の前の薄暗い家は、本当にブラックサンタの家なんだろうか? 木々に覆われて、家が半分も見えない。 風で揺れる木々たちが、「早く入れ」と急き立てている。 今、なぜ、私がこんな所にいるのかというと、 12月24…