童話を作ったきっかけや童話に込めた思いを書きたいと思います。 今回は、【充電中】です。 2008年に書いた童話を、少し書き直しました。 私は、子供の頃、自分はロボットだと思っていました。 私が寝ている間に親が電池を取り替えていると思っていました。 …

第１ラウンド ママ 「ごはん、たべるよー。」 ２歳児 「ヤダ。」 女子高校生 「それな。」 ２歳児 「くちがあかないのー。」 女子高校生 「じゃあ、くちあけてもろて。」 第２ラウンド ママ 「おふろ、はいるよー。」 ２歳児 「ヤダ。」 女子高校生 「それな…

童話を作ったきっかけや童話に込めた思いを書きたいと思います。 今回は、【魔法のおちゃわん】です。 食事がテーマの童話コンクールのために書きました。 娘は、小さな頃、少食でした。 娘の食事は、大変でした。 小さなおにぎりを作ったり、ぬいぐるみに協…

童話を作ったきっかけや童話に込めた思いを書きたいと思います。 今回は、【ボクはメガネ】です。 メガネがキズだらけになり、新しいメガネを買いました。 よく見えるようになりました。 特別な物は、なぜ特別なのでしょう？ 特別な人からのプレゼントだから…

童話を作ったきっかけや童話に込めた思いを書きたいと思います。 今回は、【ボクのイエローカーに乗って】です。 この童話は、６年ほど前に書きました。 きっかけは、なぜ兄弟姉妹ケンカをするんだろう。と思ったからです。 下の子が生まれた時、上の子はと…

小学１年生になったら、おこずかいがもらえる。 ぼくは、すっごく楽しみにしていた。 だが、しかし！ おこずかいをもらうためには、「おてつだい」も、ついてくるのであった。 ぼくのおてつだいは、おふろあらいにきまった。 「そろそろ、おふろおねがーい。…

童話を作ったきっかけや童話に込めた思いを書きたいと思います。 今回は、【コウノトリの約束】です。 2007年に書いた童話です。 2016年に書き直しをしまして、今回、また書き直しました。 あなたには、才能があります。 あなたには、可能性があります。 あ…

台を持ってきて、冷蔵庫を開ける。 冷蔵庫から、牛乳を取って、テーブルに運ぶ。 よし！ 「ママ、牛乳、開けて！」 「えー。」 「わたしじゃ、できないの。」 「ママも、できないの。」 ときどき、ママはハシビロコウになる。 ぜんぜん、うごかない。 そんな…

童話を作ったきっかけや童話に込めた思いを書きたいと思います。 今回は、【みんなでごはん】です。 この童話は、4年ほど前に書きました。 その当時、１歳の娘が１週間ほど入院していました。 病院の食事は栄養満点です。 でも、どんな手抜きな料理でも、家…

童話を作ったきっかけや童話に込めた思いを書きたいと思います。 今回は、【うそじゃないもん】です。 きっかけは、娘がウソをつく年頃になったからです。 子供がウソをついたら、困ります。 どこまでが本当で、どこからが嘘なのか、分からないから、困りま…

童話を作ったきっかけや童話に込めた思いを書きたいと思います。 今回は、【真っ黒テレビくん】です。 10年以上前に読んだ創作童話に、アリが出てくる話がありました。 とても感動しました。 私もアリが出てくる童話を書きたいと思いました。 物が壊れたら、…

頭をさすりながら、外に出ると、そこは、昨日の小学校だった。 「マコト、おはよー。」 昨日と同じような1日が始まった。 一つ違ったのは、ボクが日直だったことだ。 日直というのが、順番で回ってくるらしく、 今日は、ボクだった。 日直の仕事は、授業の始…

頭をさすりながら、外に出ると、そこは、知らない小学校の校庭だった。 「マコトくん、おはよう。」 「マコトー、おはよー。」 みんながボクにあいさつをする。 マコトって誰だ？ 胸にある名札を見て、驚いた。 おじいちゃんの名前が書いてある。 ボクは、お…

「学校改革」というのが、ボクが生まれる十年くらい前にあった。 おじいちゃんの頃は、近所の子供は、みんな、地域の同じ小学校に通ってたらしい。 どこの学校に通っても、同じようなカリキュラムをしていたんだって。 今は、小学校によって、いろいろな特色…

童話を作ったきっかけや童話に込めた思いを書きたいと思います。 今回は、【トウモロコシ迷路】です。 夏にトウモロコシ迷路を作ってくれる方々がいます。 その方々を応援したくて、書きました。 トウモロコシ迷路の楽しさ、夏の楽しさが伝わると嬉しいです…

童話を作ったきっかけや童話に込めた思いを書きたいと思います。 今回は、【99歳、おめでとう】です。 おばあちゃんの畑には、雑草１つ生えていませんでした。 太陽の光で育った野菜たちは、大きくて美味しかったです。 いつも「よく来たね。」と笑顔で迎え…

ぼくの町のはずれに、白いえんとつがある。 そこから出るけむりは、いろいろなカタチをしている。 「おとうさん、あのえんとつは、なに？」 「あそこには、こどものゆめをつくる工場があるんだよ。」 えんとつから、けむりが出てくる。 「ほら、今日は、キリ…

童話を作ったきっかけや童話に込めた思いを書きたいと思います。 今回は、【桃太郎の真実】です。 スタジオジブリの映画「かぐや姫の物語」のサブタイトル『姫の犯した罪と罰』がとても印象に残りました。 誰もが知っている「桃太郎」の話に真実があるとした…

童話を作ったきっかけや童話に込めた思いを書きたいと思います。 今回は、【まいにち すみません】です。 絵本の話を考えるコンクール用に作った童話です。 親になってから、子供ために謝ってばかり。 この子は、ちゃんとした子に育つのだろうか。 そんな心…

童話を作ったきっかけや童話に込めた思いを書きたいと思います。 今回は、【冬が間違っている】です。 子育てには、これが正解！というのがないように思います。 子供の数だけ、子育ての方法はあって…。 子育て中には、たくさん悩みます。 その悩みが、少し…

梅雨の時期は、洗濯物が乾かない。 部屋のあちこちに洗濯物がぶら下がっている。 洗濯物が乾いていないのに、毎日洗濯するから、もう干すところもない。 3歳の娘は、今日も外で遊べない。 パズルして、ぬり絵して、おままごとして、お医者さんごっこもした。…

今、私はコンサートホールの客席に座っている。 今日は、娘のピアノの発表会だ。 ☆☆☆ 私の中学校には天文部があった。 部員は、ただ1人。 同じクラスの男子だった。 ある時、その男子に聞いて見た。 「天文部、楽しい？」 何気ない質問だ。 「うん、楽しい。…

「ママ、きょう、ガンマった？」 「ママ、がんばったよ。」 「ボクね、えんで、おおきなこえで、へんじした。」 「すごーい！がんばったね。」 こどもえんからかえって、ママとガンマったはなしをする。 でも、おうちにいるあかちゃんは、なにもガンマってい…

僕は、お父さんと「トウモロコシ迷路」の入口に並んでいる。 二メートルくらいあるトウモロコシの茎が壁になっている巨大迷路だ。 去年に続いて、２回目の挑戦だ。 あと10人目くらいで、スタートできる。 「ねえ、今年は一年生になったから、一人で行っても…

ばあちゃんの畑仕事が終わるまで、マンガを読んで待っていよう。 オレは学校が終わると、ほぼ毎日、ばあちゃんの家にいる。 ばあちゃんっていっても、母ちゃんのばあちゃんだから、本当はオレのひいばあちゃんだ。 母ちゃんは、オレからばあちゃんの様子を聞…

「ごちそうさまでした。」 こっこちゃんはイスからおりて、ぬいぐるみで遊びはじめました。 「あーあ、また残してる。」 お母さんは、ため息をついて、こっこちゃんのおちゃわんを片付けました。 こっこちゃんは、少し前までは残さず食べていましたが、最近…